ブラック企業の問題

今話題になっているブラック企業

恐らく、多くの人が「飲食店のブラック問題」についてご存知でしょう。
ここ数年の間に、相次いで飲食店のブラック問題が浮上しています。

例えば、ワタミなどは非常に多く取り上げられましたよね。
苛酷すぎる勤務が従業員の心と体を蝕み、結果として「死」を選んでしまったというケースは多くの媒体で取り上げられました。

この「ブラック」をワタミの社長が肯定する発言をしたことで、行政が急激に悪化。
さらには新入社員も従来の半分の人数しか入らなくなってしまい、今では「ブラック企業の代表」と呼ばれるまでになってしまっています。

ワタミは「365日24時間死ぬまで働け」という文言を持っていましたが、これが反発を呼んだために変更されるまでになってしまったとか。

さらに、「すき家」は全国の店舗の6割が従業員不足で営業休止になってしまうという事態に。
これは、あまりに苛酷な仕事のために従業員が家に帰れないなどの事態が相次いていた結果であることもわかり、全国から批判されました。

「安さ」「便利」を追求するあまり、働く従業員に大きな負担がかかってしまった結果の出来事であるため、こちらも大きな批判を浴びています。

「うつ」になってしまうケースも

ワタミの勤務で過労となり、自殺してしまった女性は手帳に「たすけてください」と書いていたことがわかっています。「そこまで思うならやめればいい」と思うかもしれません。でも、本当に追い詰められている人は心が疲れ、「辞める」という選択肢に思い至らないケースも多いです。

家族がいる、やめても次が見つかるか解らないという中で辛い仕事を続けるしかなく、その中で病んでいく人が多いということでしょう。

ブラック企業で働いているうちに、そうやって心を病んでしまうケースと言うのは非常に多くあります。

ドロップアウトを許さない社会

日本社会は「頑張ること」が美徳とされ、いわゆるドロップアウトは「挫折した人間」と言われることもあります。
そのような風潮が「辛くても頑張り続けること」につながり、命を落としてしまうことにつながるのではないでしょうか。

本当に大変な時代になっていることがわかります。
ブラック企業を減らしていくには、従業員の立場を向上させるということも必要になりますし、企業側が利益ばかりを追求せず人を幸せにできるようなやり方をしていくことが重要ではないでしょうか。

人を大事にしないことは、いずれ企業を破たんさせることにもつながります。