お通しと顧客満足度

お通しの出し方

お通しというものは、居酒屋などに行けば、お客が注文をしていないのに出されるお店も多く、お客からしたら注文していないのにお金を取られるのは不満のある方もいるでしょう。
あまり普段からお通しは意識して見るようなお客は少ないかもしれませんが、店員が人数分をさっさと置いていくような店もあり、お客としたら飲み物や注文したメニューに気がいっているのでお通しの味を考えたりすることも少ないでしょう。

お通しというのはもともとはお客から注文を受け取ったという意味や、お店からの心づもりの場合が多かったですが、今ではその意味合いは少し違っています。
そしてもしも居酒屋などにいったなら、そのお店で出されるお通しを見ると、どのようなお店なのかわかるものでもあります。
お通しはお店の顔としての役割もあります。

またお通しは有料で出すところがほとんどなので、もちろん儲けも考えます。
出来れば原価を抑えた料理を出したいところですが、あまり粗悪な品物で味の悪い物を出すとお客が去ってしまう可能性もあるので、そのギリギリのところを考えて出す店や、最初から割り切って漬け物のような安い料理を出す店もあります。

お通しで分かること

お通しはお客が最初に席に着けば出される料理であり、どのような物を出すかでもお客に対する考え方もわかり、お店の方針もわかります。
お通しでお客を最初に満足させられれば、その後のメニューの注文にも影響を与えるでしょう。

お通しとしては、例えば寒い冬にはスープなどの温かいものを出せば喜ばれ、違う料理を少しずつ何種類か出せばお通しでも楽しむことが出来、素材が良ければお客も満足します。
またお店によってはお通しをいくつかの種類から選べるところもあり、このようなお店は選ぶ楽しみがあります。

お通しのメニューや素材によって、お客の満足度も違ってきて、それによってその後のお店での注文にも影響を与えるので、あまり粗悪なお通しは出すべきではないです。
一品でも工夫されていれば、お客も目を引きメニューへの期待も生まれます。
言い換えればお通しはお客に注文させるための起爆剤ともなりますので、下手なメニューは避けるべきです。

またお通しは、お客が最初にもらう料理であり、何事もそうですが第一印象は大切です。
たとえば居酒屋ならお店の外装などの雰囲気から、スタッフの接客態度なども大切ですが、それと同時にお通しも第一印象を決める要因ともなります。
これが印象が悪ければあまりそのお店で料理を食べたいとは思いませんし、逆に印象が良くて味も良ければ、色々なメニューを注文したいとなるものです。
そのためにお客もよくお通しを見て味わい、店の様子を観察すると良いでしょう。